Complete text -- "MetaSynth"

04 August

MetaSynth

8月となりましたね。今日の東京は久しぶりの夏の日差しがありましたけど、また明日から雲が出てくるようで。今年の夏は曇りが多いですね。、眩しいくらいの日差しが恋しいです(目が弱いので眩しい光は苦手なんだけどね(苦笑))。

 昨日、アメリカのU&I Softwareから新しいMetaSynthが本日から入手可能というメールが届きました。U&Iはユニークなソフトウェアを開発していて、僕もここのArtMaticとMetaSynthのユーザーでもあります。MetaSynthは、クセナキスが開発にかかわったUPIC(1970年代に開発された描かれた図形をもとに音響を生成するシステム)と同じように、描いた図形(写真なども読み込める)をもとに音響を生成したり、あるサウンド素材をスペクトル解析して描かれるグラフィックに対して更に手を加えて再び音響化したり(リシンセスやスペクトラム・シンセ)と、一般的な他の音楽制作ソフトとは違うアプローチによる作曲ができるソフトウェアです。
5年くらい前にVersion4になってからしばらく大きなアップデートはなくて、且つMacOS10.5のLeopardには完全対応してなかった(Rosettaモードで起動することもあってかLeopard上でのオーディオ再生には問題があった)ので、今回のアップデートはちょっと嬉しい。ですので、Logicのアップデートは置いといて(笑)、深夜のうちに最新のMetaSynthに「ポチッとな」してしまいまいた。アップデート代金も$99とそんなに大きな出費でもなかったし...。
 で、ダウンロード販売なので早速動かしていますが、いいですねぇ。前のバージョンからの大きな変更点はないのだけど、やはりインテルのCPUにネイティブになったことの恩恵は大きい。ただ、日本語環境には完全対応してなく(プリセットと連動しているサウンドファイルが読み込みできない、フィルタもだめっぽい...)、英語環境に切り替えてから起動する必要があるのはちょっと残念。まあ、英語環境のままで他のアプリを使っても問題はないのだけど、一部のソフトで日本語が文字化けするから(ちなみに文字化けしたのは、Photoshop CS3のWebへの書き出し設定の画面)、そのたびに言語環境の設定を切り替えて再ログインするのはちょっと面倒かな(苦笑)。まあ、そのうち改善されるんでしょうけどね(と期待)。


MetaSynthに興味ある方はこちらへどうぞ。ちなみに、日本での代理店はハイレゾリューションとなっています(Webに掲載されているU&Iの情報はちと古いようだけど...)。


それにしても先ほどテレビから流れてきた、地元の僕の母校である中学校の生徒と先生・保護者が登山中に下山できなく救助を求めているというニュースにはびっくりしました。僕も中学時代に同じ山に登ったことがありますが(たしかそのときは中学校の行事だったかと)、無事下山して欲しいですね。


00:33:19 | kyon | |
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