23 December

山・川・海

　朝の出勤前にはよくフジテレビの「めざましテレビ」や「とくダネ！」のオープニングを見た後に出るのですが、先日その「とくダネ！」のオープニングトークで、住むなら山・川沿い・海沿いのいずれの場所ががいい？、なんて話をしていて、僕なら何処だろうなと思いながら出勤しました。都会は住む所じゃないなぁと普段から思っている僕にとっては（笑）、そのいずれでもよいといえばよく、優劣もつけがたいですね。
　自分が育った環境はまさに山沿いで、そのすぐ側には数百メートル先の北上川へと続く小さな川が流れています。子供の頃はその川で小魚や沢蟹を捕ったりしていました。ただ、台風や集中豪雨で大雨となるとその川の水かさはかなり増し、実家が浸水したことは幸いまだありませんが、かなり近くまで水が迫ってきますので、ちょっとした恐怖心さえおこります。まあ、自然は優しさと荒々しさ・厳しさの面の両面を持っていますからね、良いことばかりではないのですが。でも、平常時の川を見ていると、その川の流れがやがて海へと通じていることを思いめぐらすと、なんか頭だけではとらえきれないような壮大さを感じますね。海を見ていても同じような、とういより川を眺めているときよりもより強く感じます。それと、海のもつ包容力といったらいいかな、そんなものも。自然から感じる畏怖の念と、その美しさや包容力、そういったものは創作の源ですし、また刺激してくれるものです。水がもつ創造力、大地がもつ創造力、そして空が持つ創造力、それらが感じられる場所に居たいですね。
...ってぜいたくかな（笑）